What is Oterm?
コマンドラインを離れることなく、ローカルのOllama AIモデルと直接対話できます。ターミナルでの作業が多く、Ollamaを使用している場合、otermはワークフローを強化するために設計された、合理化された機能豊富なインターフェースを提供します。個別のWeb UIや基本的なコマンドプロンプトを使い分ける必要はありません。otermは、洗練されたAIインタラクションを使い慣れたターミナル環境にもたらします。
直感的なテキストベースのユーザーインターフェース(TUI)を通じて、複数のモデルの管理、動作のカスタマイズ、会話の追跡を簡素化します。
主な機能
⌨️ ダイレクトターミナルUI: ターミナル内でOllamaモデルを即座に起動して操作できます。個別のサーバーやフロントエンドを管理する必要はありません。単に
otermと入力するだけです。💻 クロスプラットフォーム互換性: Linux、macOS、Windowsでotermをシームレスに実行でき、ほとんどの標準的なターミナルエミュレーターをサポートします。
💾 永続的なチャットセッション: 複数の異なるチャットセッションを維持します。各セッションの会話履歴、システムプロンプト、およびパラメータ設定は、簡単に呼び出せるようにSQLiteデータベースにローカルに保存されます。
🤖 柔軟なモデルの使用: 独自のカスタムビルドモデルを含む、Ollamaインスタンスで使用可能な任意のモデルを選択して切り替えます。
⚙️ 詳細なカスタマイズ: システムプロンプトを簡単に変更し、インターフェース内でモデルパラメータ(温度やtop-kなど)を直接調整して、特定のタスクに合わせてAI応答を微調整します。
🔌 Model Context Protocol(MCP)のサポート: MCPを使用して外部ツールとデータソースを統合します。otermをカスタムサーバー(SSEまたはWebSocket経由)に接続して、リアルタイムのコンテキスト固有の情報をモデルに提供します(ローカルファイル、データベース、APIへのアクセスなど)。
🖼️ ターミナルイメージ表示: 互換性のあるエミュレーターでのSixelグラフィックスレンダリングのサポートにより、ターミナルから直接プロンプトに画像を含めることができます。
✨ カスタマイズ可能な外観: 複数の組み込みテーマを使用して、インターフェースのルックアンドフィールをパーソナライズします。
🛠️ 組み込みのデバッグ: アプリ内ログビューアにアクセスして、問題をトラブルシューティングしたり、モデルの相互作用をより深く理解したりできます。
🚀 カスタムコマンド: oterm内で独自の再利用可能なコマンドを定義します。各コマンドは、特定のモデル、プロンプト、および反復タスク用に接続されたツールを使用して、事前構成されたチャットセッションを起動できます。
ユースケース
otermが実際のワークフローにどのように適合するかをご覧ください。
コード生成と支援: 開発者として、ターミナルエディターでスクリプトを作成しています。簡単なコードスニペットまたは説明が必要です。ウィンドウを切り替える代わりに、新しいターミナルタブを開き、
otermを起動して、優先するコーディングモデル(CodeLlamaなど)を選択し、質問をします。ターミナルで直接回答を取得し、コピーして、中断を最小限に抑えてコーディングを続行します。Python開発用に最適化された特定のシステムプロンプトを使用して、このセッションを保存します。プロンプトの実験: Ollamaでプルした新しいマルチモーダルモデルの機能を調べています。otermを使用して、複数のチャットセッションを開始します。1つでは、Sixelサポートを使用して画像を使用した説明能力をテストします。別のセッションでは、システムプロンプトと温度パラメータを調整して、創造的な文章の出力にどのように影響するかを確認します。各セッションは保存されるため、後で結果を簡単に比較できます。
コンテキストを認識した情報検索: 会社の内部ナレッジベースまたは特定のGitリポジトリから情報を照会する必要があります。このデータにアクセスする簡単なMCPサーバーをセットアップします。oterm内で、このツールに接続します。これで、「プロジェクトXの「main」ブランチの最近の変更を要約する」または「Q3戦略ドキュメントの重要なポイントは何ですか?」などの質問をAIモデルに尋ねることができます。モデルは、応答を生成する前に、MCPツールを介して関連するコンテキストを取得します。
結論
otermは、ターミナル内でOllama AIモデルと直接対話するための、集中的かつ効率的な方法を提供します。コマンドラインの即時性と、永続的なセッション、詳細なカスタマイズ、MCPを介したツール統合、およびイメージサポートなどの機能を組み合わせます。制御、効率を重視し、ターミナル環境に留まることを好む場合、otermはローカルAIモデルを活用するための堅牢でユーザーフレンドリーなクライアントを提供します。





